過度に適度で遵当な

在日日本人

今後の予定

【近況】
・就職をしました
・働いています

【今後の予定】
・「街頭時報」の近現代史をまとめる
いままで散発的にアップロードしてきた「愛の鐘」や「ミュージックチャイム」に関する調査結果をまとめ、冊子を発行したいと考えています。内容ですが、近代から現代にかけて、「愛の鐘」あるいは「ミュージックチャイム」のような街頭時報が波及していった過程、編年体と叙述文を駆使し、往還の記述をします。微細にわたる叙述ではなく、ざっくりとした「街頭時報」のフレームと性質変化の提示を目指しています。
具体的な中身ですが、
・時報と日本(古代から現代までの総論)
・20世紀初頭、東京市によるサイレン設置
・文部省中央生活改善同盟会による時間規範の徹底化
・皇族と帝都臣民のメディアとしてのサイレン
・国民防空の形成による各地「空襲警報」の設置(東京市サイレンの読み替え)
・「通信の自由」が認められたことによる「農事共同聴取施設(有線放送電話)」の設置
・都市商業活動の再隆盛にともなう「愛の鐘」の設置と波及
・東海地震対策による「同報無線」制度の国家支援と波及
・「同報無線」とミュージックチャイムの波及、自治体の相互参照
・消防政策と音響メーカーの関係、「防災産業」化
・感性文化としてのミュージックチャイム
の10パラグラフで構成したいと考えています。

特に、音響メーカーの産業発展と消防政策の関係は深く、そうした産業史と政策史の編年化だけでも、みなさんの好奇心を刺激するものになるのではないか、と考えています。切り口にこうしたミュージックチャイムをいれることで、何か新しいことが言えないか、とも探っています*1
発行予定は…仮本を今年中にCOMIC ZINさんに委託できたらいいなと思っています*2

土日を使って、コツコツと書いていけるよう努力します。

*1:1報ではないので、内容についてはご容赦ください

*2:編年式にフェーズでまとめるのもアリですね