過度に適度で遵当な

在日日本人

トポスの音から組織の音へ ー千里中央駅のメロディーの今後ー

北大阪急行電鉄南北線千里中央駅は棒線駅格下げにともない、
・到着放送(埴生の宿+放送)
・発車メロディー(終電を含め全種類)
を廃止します。
なお、南北線延伸線開業後は全曲を箕面萱野駅に移行、継続使用します。

北大阪急行電鉄の伝統の音として残したい。
ところが、千里中央駅はシステム撤去で鳴動が不可能になる。
そこで箕面萱野駅に全て持っていくと決定しました。
阪急系列企業ですから、そうしたレガシーをしっかり見極めたのでしょうか。

すなわち、千里中央駅のトポスに基づいた音だった各曲が、「北大阪急行電鉄の音」としてみなされたわけです。
トポスに紐づいた音は「Musical Topophilia」の術語がありますが、組織に結び付いた音の術語は不勉強で分からない。
例えばマックのポテトの音もそうだろう。

「Musical Topophilia」の終わりは別の始まりでもあるわけだ。