もーめんどくさい。
今でもほんのりと怒りが湧いてきます。
まず構成整理も今後必要になります。ですので今回は①としています。
さて、ある風聞が小生の耳に入ってきました。
「永楽電気出禁になった人でしょ」
え???
なんですかそれは。
なんだその空言は。いつ、誰から、どうやって流布したんだ?
SNSで永楽電気社の不誠実な対応、著作権管理上の危険な火遊びを注意したところ、なぜか、責任が小生に転嫁された。
人間が持つある種のバイアスとして、「Aされたのは、されたB側に問題があったからだ」と他責化思考が一般化しています。
イジメでよく見られる論法ですね。
「いじめられた方にも責任がある。」
と、よく耳にすると思います。
なわけないじゃん。
それで暴行を正当化出来ると思う方がどうかしています。
それとも理由はなんでも良い、生粋の加虐主義者かもしれません。
その例のひとつだと思われますが、永楽電気が小生に何か裁可を下した(=「出禁」)という話はどこからでできたんでしょう。
JR大崎駅の永楽電気社主催のイベントで小生か同社社員に何をされ、何を言われたか。
エビデンスベースでお話する必要があります。幸いにも録音データは確保してあります。音声から再構成してみましょう。
2023/10/7㈯と2023/10/8㈰に永楽電気株式会社はJR東日本大崎駅と合同で発車ベル操作体験イベントを実施しました。
以前から「永楽電気」のSNSで情報発信しただけあり、かなりの気合の入り様です。
そこに、すごい情報が入ってきました。「永楽音源」が再生できる、と。
10/8㈰はすごい人だかり。
3年前から「永楽音源」の実際を探るべく調査を続けてきた小生にとっても、ここで貴重な情報を得られれば、調査はかなり進展します。
ところが、そうはなりませんでした。
【不誠実な対応】
1 永楽電気社広報担当による質問拒絶と箝口令発令
JR大崎駅現場にいた永楽電気広報担当者から、小生の著作権絡みの質問を全て「分かりません!」と大声かつ威圧的に答える。
※ 録音データより文字起こし
また、現場にいた複数人の証言により、当該担当者が小生に対し「あの人の質問に一切答えてはならない。」と緘口令を強いていた事実も明らかになっています。
2 不審な回答
当初、永楽電気社員より、
「うちはハードだけ作り、ソフトは作っていない。」
と回答を得ました。
とすれば、「永楽音源」はソフト提供者に問い合わせれば1発です。ここは単刀直入に、
「それはJR東日本ですか?」
「いや、お客様から…」
「そのお客様はJR東日本なのですか?例えば白岡や久喜はこの曲ですよね。JR東日本大宮支社に問い合わせれば、すぐ分かります。大宮支社とは違うのですか?」
「……お客様からいただいだいたものを」
「秘密保持契約でお答え出来ないのですか?」
「いえ、違います。」
「質問に応じられないとの回答ですね。ありがとうございます。」
※ 録音データより文字起こし。
3 小耳に挟んだ企画主催若手社員による回答
「…うちにあるディスクから私が編集しました。どこの製品かは分からず、社内ではNationalでは?と言われています。それは次回に向けて今後、勉強します。…」
※ 録音データより文字起こし。
【対応の問題点】
上記1~3に対応する問題点を列挙していきます。
1 現代広報としてありえない応対です。絶対にありえません。企業に余計な敵を作りかねない対応です。
『災害情報論』も入手した情報はできる限り公開する学説を支持しています。これはBtoC広報の鉄則です。箝口令なんて愚の骨頂です。
これまでBtoBで活動してきた永楽電気社にはむずかしかったかもしれませんが、イベント前にBtoCに特化したコンサルタントを入れて指導を受けるべきだった。広報担当者にBtoCイベントの広報ノウハウがまるでなかったことが災いした。
しかし、現代広報理論であろうがなかろうが、第三者たる参加者に声を荒らげること自体がおかしい。
2は論外です。この話の勘所はお客様(クライアント)に全ての責任を押し付けているのと同義と言えるところです。
敷衍すると、クライアントから提供された音声を使っているから永楽電気社は無関係である、と。
……え?
現在JR東日本東北地方やJR西日本地方で聴けるあの声の組み合わせも全部偶然の一致だった?
まず永楽電気社のサイトから『会社概要』を見てみましょう。
電力機器・情報通信機器・その他機器に関するハードウェア及びソフトウェア設計・製作 及び製品に付帯する工事の設計・施工
www.eiraku.com
その「ソフトウェア」の定義は分かりませんが、少なくとも、「ソフト」の仕事を全く受け持っていないワケではありません。
音声も偶然、両旅客鉄道会社から提供されたのでしょうか。確かに日本是国各地で使われています。が、それならばJR西日本などの許諾も得なければならない。
どうも2の主張は鵜呑みにできません。となると、若手主宰社員の発言、3が正解のように思われます。
【総合した問題点】
永楽電気社はBtoCイベントにおいて一般参加者に対して虚偽の説明を行ったばかりか、管理責任をクライアントにすり替える説明すら行った。
また、BtoCイベントにおいて禁じ手の「参加者の差別」を行った。
さらに、3の発言から明らかなように、著作権管理者不明の音源を改変する、著作隣接権だか著作人格権だか…、複雑怪奇な著作権問題のリーガルクリーニングをほぼ行わず、参加者に録音行為を許す、看過できない組織から見たら看過できないイベントを「永楽電気」の名前で実施した。
その上、本イベントの実施はJR東日本大崎駅と共同であり、JR東日本大崎駅の責任も場合によっては免れ得ない。
JR東日本マークも入っており、JR東日本も責任の一端は免れ得ないのではないか。
そして分かったことは1つ。永楽電気社は小生のブログ以上の情報は分からない。
そして小生は「永楽音源」の法人著作権所有者はをほぼ特定しました。ただ、執筆に割ける時間をコツコツと積み重ねているのですぐには難しい。
ただかわいそうだな、と思ったのは、入社1年目の技術系社員には荷が重すぎる。
と、同時に、首脳陣は稟議に裁可を出す前に弁護士に相談しようとは思わなかったのだろうか。